矢口が石川のパネルを倒した不敬罪についてだが、石川♡梨華主演『父さんの夏祭り』放映及びハロプロニュースにチャーミー石川が無事戻って来たこと(次期ハロプロニュースキャスターの選抜において実施された人気投票でチャーミー石川は第 1 位を獲得し、センター・メイン・キャスターとして復帰)らを勘案し、時効として矢口には特赦を与える。
石川教の写真教典は旧約:石川梨華写真集「Rika Ishikawa」、新約:石川梨華写真集「石川♡梨華」だが、映像教典は M ステ金ピカ裸エプロン『ザ☆ピ〜ス!』及びテレビ神聖祝典劇『はいからさんが通る』である(『とっかえっ娘。』はヘナチョコ過ぎるので除外)。そこで私は『父さんの夏祭り』放映を前に、是非初主演作『はいからさんが通る』を復習しておかなければならないという想いにかられた。DVD 版は TV 版に未放送映像を加えた特別編なので、これも観ておかなければならないと、DVD を購入した。
まずメイキング&NG 集を見た。自らプロフィールに「特技 口をハートにできる」と書く矢口。
に匹敵するな…
ヘアメイク「いいんですか?これ放送して」
矢口「いいですよ」
いいのか?
矢口「フフッ。得意技です」
得意技って言うか、特異技だろう…ひょっとこの女版みたいな…かなりフリークス入ってる…
M ステで「チャームポイントは?」と聞かれてこの口をしようとしたのだろうか、妙に子供っぽくというか、艶かしくというか「く…ち…?」と答えて場内の大爆失笑を買っていた。
メイキング&NG 集の BGM は、『ザ☆ピ〜ス!』からリリースされたシングルの逆順に戻っていくが、『ザ☆ピ〜ス!』は、フル・コーラスの先にインストルメンタルまでが含まれている超ロング・ヴァージョンである。『Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜』や『そうだ!We're ALIVE』は無視されている。やはり『ザ☆ピ〜ス!』こそがモー娘。楽曲の最高傑作なのだ。どうも『ザ☆ピ〜ス!』が K.551 のような気が…(モーツァルトの死の 3 年前に完成した最後の交響曲にして最高傑作。これ以降モーツァルトは交響曲については筆を断った)
DVD 『モーニング娘。新春!LOVE ストーリーズ』についてだが、まずパッケージに誤記がある。『はいからさんが通る』の演出は、パッケージでは小野原和宏となっているが、正しくは劇中の字幕スーパーにある通り、星田良子である。石川がインタヴューで「星田さんの演出は云々」と答えていたのを覚えているから、確かである。
収録されている 3 作についてだが、キャストでは断然『はいからさんが通る』が最高である。『伊豆の踊子』は後藤・保田・辻とバラバラ。メイキングではまた辻食ってばかり(定石)。『時をかける少女』は安倍・飯田・加護とあまり華がない。『はいからさん』はいしよし+無罪放免となった矢口と、最強である。解禁された矢口は、チキショーとか思うのだが、それでもその小生意気で小悪魔的な小人に全く魅かれないこともないこともないこともないこともないこともない。一人リリパット王国。
というわけで、ともかく『はいからさん』を観る。情報通り、BGM が TV 版と全然違う。そして終わってまた泣いてしまった。新カットが追加された上に BGM が全然違うならば、TV 版と DVD 版は、異なる 2 種とも言える。そこで TV 版もチェックしなければと、正月にヴィデオに録った『モーニング娘。新春!LOVE ストーリーズ』を探す。「まさか、とっくに消してしまったなんてことは…いや、BGM が違うという話を聞いていたならば、過去の私は、きっと残しているはずだ…」室内を物色。「これは?正月のバカ殿だし、こっちは去年のだし…」 2〜3 分探していると、無くしていた物数点を発見。これはラッキー。この調子でヴィデオを…あった!確かに、ラベルに「モー娘。新春 LOVE ストーリーズ」と書いてある。上書きした形跡もない。早速再生してみよう…おお、やっぱり残っていた!
久方ぶりに TV 版を観る。アコーディオン主体の BGM は快活でなかなか良い。そして…石川「私も、あなたを愛するために、生まれてきました」私「ウフウウッ、ウウッ、ウウ」(笑っているのではない。また泣いている)もう 1 回比較のために DVD 版を観てみよう。石川「私も、あなたを愛するために、生まれてきました」私「ウフウウッ、ウウッ、ウウ」(笑っているのではない。2 回も同じものを観たのにまた泣いている)
DVD 版の BGM は、ピアノ曲が多く、全体としてデリケートな感じだ。これはこれで良い。BGM が TV 版と同じなのは『美しく青きドナウ』が流れるシーンだけである。TV 版とは甲乙付け難いが、部分的にはそれぞれで勝っている点がある。ダンス・パーティのシーンは、TV 版では室内楽の不明なワルツだが、DVD 版では『美しく青きドナウ』の終わりの部分を使用している。これは大正解。屋敷内でフル・オーケストラというのはシーンにそぐわないが、この曲はフル・オーケストラで演奏しないと意味がない。その後の白装束を渡されるシーンは、DVD 版ではアクースティック・ギターの独奏曲となっている。こちらの方がわかりやすく、温かな気分になる。最後のシーンは、DVD 版も悪くないが、アコーディオンの軽やかな音色が響き渡る TV 版の方が楽しく爽やかに終わる感じだ。
ドラマの設定では、紅緒は男勝りということになっているが、実際の石川は男勝りどころか女勝りもしない控え目な性格である。しかしその奥にあるものが、紅緒と正確に一致しているのだ。
前も書いたと思うが、名シーン。
紅緒「何で私なんか」
伊集院「えっ」
紅緒「いくら家が決めたからって、よく知りもしない、好きでもない人と結婚なんて」
伊集院「違います。ぼくはずっとあなたを見てました。家でお父上のお弟子さんに剣の稽古をつけてるところ。自転車で元気よく走ってるところ。自転車、お父上の反対を押し切って、一生懸命練習してましたよね。あれは、紅緒さんがまだお下げをしていた頃。ぼくは、あなたが小さい時から、ずっとあなたを見てきました。だから知ってます。あなたがまっすぐで、どんなことにもがんばる人だってことを。ぼくは、あなたのことが好きです」
「まっすぐで、どんなことにもがんばる人だってことを」ウウッ(また泣いている)これこそ石川教の奥義。
紅緒「私と結婚してください」
伊集院「紅緒さん」
紅緒「私、あなたのことが好きです。私も、あなたを愛するために、生まれてきました。だから私は、あなたと生きていきます。今日からここで、あなたの妻として」
伊集院「待っててくれますか」
紅緒「はい」
ウウッ(またか)。石川は、困り顔が特にいいことは何度も述べた。
ちなみに
キャストに戻って、後藤の 1 トップが抜けた後は、モー娘。はタンポポ・プッチモニ・キッズユニットの枢軸であるいしよし矢口の 3 トップでやっていくしかない。よく考えてみると、3 作のキャストは 2003 年以降のモー娘。の有り様を実に良く予言していた。『踊子』では抜ける後藤・保田(辻は付録)、『時をかける』では安倍がメインとなり、飯田が続いている(加護は付録)。そして『はいからさん』ではいしよし矢口+5 期メンと、モー娘。の次期メイン・ストリームが暗示されている。沢村一樹。相変わらず好青年だ。伊武雅刀は因習的な武家を怪演。吉行和子は優しそうで上品なお母さん。メイドの如月(根岸季衣)も、いかにもという感じだ。他の 2 作は、有名な俳優・タレントを揃えてはいるものの、総合的にはこれほどの出来栄えではない。
怪演と言えば竹中直人、竹中直人と言えば近年最高視聴率をマークした大河ドラマ『秀吉』、『秀吉』と言えば『利家とまつ』である。どうも『利家とまつ』は、前田家に重きを置く反面、秀吉(香川照之)を史実以上に悪役に仕立て上げているようだ。本能寺の変後、異常な速さで京へ取って返し、光秀を討ち取ったいわゆる中国大返しだが、この成功の由来が「秀吉の予見していたもの」であり「秀吉の望むもの」であり「予め準備されていたもの」とするのは甚だ脚色が激しい。秀吉にとっても、信長が亡くなることは、後に賤ヶ岳の戦や小牧・長久手の戦のような面倒な跡目争いが起きるだろうことは自明であり、信長の下で天下統一を図ることが最も有利であると判断していたはずだ。
私は歴史的な中国大返しをもう少し詳しく描いてもらいたかったのだが、主役は前田家であるから、まあやむをえない。一方で、賤ヶ岳の戦は実に痛快で見応えがあり、良く描けていた。迫力があった。『秀吉』以来の傑作だ。ドラマでは利家は勝家を全面的に支援し、決定的な劣勢となってからようやくいやいや兵を引いたということになっているが、史実上は、なぜ前田軍が合戦に参加しなかったのかは判然としていない。私個人としては、やはり秀吉と利家の個人的友誼が関係していたのではないかと思っている。利家は勝家と秀吉との義理人情の板挟みになっており、元々合戦に積極的ではなかったのではないかということだ。
賤ヶ岳にも異常な速さで到着した秀吉だが、ドラマにもあったように、このような際、農民に依頼して沿道に松明を灯してもらい、食料を道に並べ、代え馬を用意してもらっていたというのは史実である。このような前人未到の創意工夫をするところが秀吉の好きなところである。秀吉が農民に人気があったというのも事実だろう。私は、秀吉を応援する農民の姿に思わず涙した(またか)。農民が秀吉に夢中で、街道を走る秀吉を「秀吉様がんばれーっ!」と励まし、「この国で初めて百姓が天下人になる」と歓呼した農民の姿は、多少誇張されてはいるが、当時の農民の偽らざる気持ちを表現したといえるだろう。「この国で初めて百姓が天下人になる」、確かに神武建国以来、このようなことはかつてなかった。
モー娘。メンバーは、おそらくハロプロ以外に芸能界の友人をほとんど持っていないだろう。それは、飯島愛に習って AV から芸能界に進出しようとしたり、性根が腐っていながらブリッコしたりするような害虫タレントの類から、人工的な手を加えずに無縁であることを意味する。すなわち、芸能界無農薬有機農法である。彼女たちは、ハロプロというヴィニル・ハウスで燦燦と照りつける日光を吸収しながら、純粋培養されているのだ。そして石川♡梨華。日本テレビの系列全局を挙げ、広く社会に貢献し、世界にもその翼を拡げる日本テレビの最大イヴェントである 24 時間テレビの、それも 25 年目という節目の年に、最大の目玉企画である福祉ドラマに主演する。『娘物語@』における完璧に美しい描写(読み返してまた泣いてしまった)、カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)及び三人祭の成功、『ザ☆ピ〜ス!』の完全単独センター、写真集のメンバー中トップ・クラスの売れ行き、リーダー飯田が抜けた後の由緒あるユニットタンポポを任される…石川♡梨華の時代が到来しようとしている。この国で初めて、決してブリッコではない、髪の先からつまの先まで真正純粋完全純情女のコキャラのアイドル・クイーンが誕生しようとしているのだ…
( ^▽^)<パカラッパカラッ 民衆<石川様がんばれー!石川様がんばれー! ( ^▽^)<こんポジは〜ハッピ〜♪パカラッパカラッ 民衆<天下をお獲りくださりませ! ( ^▽^)<え?声が小さくて聞こえないよ?何て言ったの♪ 民衆<天下をお獲りくださりませーっ! ( ^▽^)<アハハハハハハハッ♪